基本・導入

よくある質問とトラブルシューティング手順 (FAQ & Troubleshooting)

fjFlow を使用する際によくある問題や疑問に対する具体的な診断・解決手順をまとめています。...

日常の利用における疑問、トラブル発生時の診断と解決手順

fjFlow を使用する際によくある問題や疑問に対する具体的な診断・解決手順をまとめています。


目次


1. キャレット(入力カーソル)にインジケーターが追従しない場合の対処手順

1.1 入力欄を一度クリックして再吸着させる (自己修復)

独自描画エンジンを使用しているアプリ(Canvas、一部のゲーム、リモートデスクトップ等)でキャレット位置が見失われた場合の対処手順です。

  1. マウスカーソルを入力したい場所へ移動します。
  2. 対象の入力エリアを 左クリック します。
  3. fjFlow の最終フォールバックエンジンが起動し、直前にクリックされた座標を一時的にキャレット位置として判定してインジケーターが再吸着します。

1.2 管理者権限で動作するアプリ(タスクマネージャー等)に対応させる

タスクマネージャーや管理者権限で起動されたエディタの上でインジケーターが表示されない、またはキー拡張が効かない場合の対処手順です。

  1. 現在動作中の fjFlow を終了します(トレイメニュー ➔ 終了 (Exit))。
  2. fjFlow.exe を右クリックします。
  3. 管理者として実行 を選択します。
  4. 管理者権限で昇格起動した fjFlow は、UIPI(ユーザーインターフェイス特権の分離)の制限を受けず、管理者権限ウィンドウ上でも正常にフック・描画を継続できます。

1.3 Firefox + Google Docs を使用する場合の回避手順

Firefox ブラウザ上で Google Docs を開いた際、ブラウザ側の描画構造制限によりキャレット位置が取得できない場合の対処手順です。

  1. Google Docs を編集する際は、Chromium 系のブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge、Brave 等) で開きます。
  2. Chromium 系ブラウザでは UI Automation 経由でキャレット座標が完全に取得され、インジケーターが正常に追従します。

2. キー拡張や Space Shift が意図通りに反応しない場合の対処手順

2.1 Space の長押し時間を調整する

Space を押した際に第二レイヤーが早すぎる、または遅すぎると感じる場合の調整手順です。

  1. タスクトレイの fjFlow アイコンを右クリックし、設定 (Settings) を開きます。
  2. 「ロック設定」 タブ(または設定ファイル CaretFocus.json)を選択します。
  3. スペースシフト判定時間 スライダーを調整します(デフォルト: 300ms。早めに起動したい場合は 200〜250ms、通常のスペース入力を優先したい場合は 350〜400ms に設定)。
  4. 左サイドバー下部の 設定保存 をクリックします。新しい判定時間が即座に適用されます。

2.2 競合する他のキーボード常駐ツールを特定・無効化する

キーを押しても目的のショートカットが出力されない場合の確認手順です。

  1. 以下のキーボードフック系ツールが同時に起動していないか確認します:
    • 他の AutoHotkey スクリプト
    • Microsoft PowerToys (Keyboard Manager)
    • ゲーミングキーボード付属のマクロ常駐ソフト
  2. 競合ツールを一時停止、または競合するキーの割り当てを解除します。
  3. fjFlow のトレイメニューから 再起動 (Restart) をクリックします。fjFlow のローカルキーボードフックが最上位に再登録され、正常にキーをキャッチできるようになります。

3. fjFlow の全機能を一時停止・完全終了する手順

全画面ゲームをプレイする際や、完全にツールを終了させたい場合の手順です。

  • 一時停止する場合:
    1. 左右どちらかの Ctrl キーを 素早く2回連続でタップ します。
    2. 全機能が即座に一時停止します(再開するには再度 Ctrl を2回タップ)。
  • 完全に終了する場合:
    1. タスクトレイの fjFlow アイコンを右クリックします。
    2. 終了 (Exit) をクリックします。fjFlow の全プロセスが安全に終了します。

4. 設定内容を初期状態(デフォルト)に戻す手順

カスタマイズした設定を最初のおすすめ状態へ戻す手順です。

  1. トレイメニューから 設定 (Settings) を開きます。
  2. 第1タブの 「プリセット」 を選択します。
  3. デフォルト (Default) ボタンをクリックします。すべての設定値が標準値へ一括リセットされます。
  4. 画面右下の 設定保存 をクリックします。