キー拡張・入力集約

Space Shift レイヤー操作手順書 (Space Shift)

Space Shift は、人間工学上最も自由度の高い「親指」で Space キーを長押しすることにより、キーボード上にカーソル移動・テキスト編集・テンキー・修飾キーロック・ウィンドウ操作を集約した「...

親指一本で第二の操作層を展開し、ホームポジションに全操作を集約する手順ガイド

Space Shift は、人間工学上最も自由度の高い「親指」で Space キーを長押しすることにより、キーボード上にカーソル移動・テキスト編集・テンキー・修飾キーロック・ウィンドウ操作を集約した「第二の操作層」を展開する機能です。


目次


1. Space Shift を起動・終了する基本手順

既存のタイピング配列を崩さずに、第二の操作層を呼び出す手順です。

  1. キーボードの Space キーを親指で押しながら、ホームポジション周辺の対象キーを打鍵します(例: Space + h で左移動、Space + ; でEnter確定)。0ms 完全無遅延で即座に実行されます。
  2. Space を押している間、キャレット横に Ⓢ アイコンが表示され、Space Shift (SS) レイヤー がアクティブになります。
  3. Space キーを離すと、通常の文字入力レイヤー(L0)へ即座に復帰します。
  4. (通常のスペース入力)Space キーを単体で短くポンと押して離した場合は、通常の半角スペース文字が1文字出力されます。
  5. (キーガイド表示)Space キーをそのまま長押し(デフォルト: 1.0秒)すると、手元のキー機能が画面上にオンスクリーン透過HUD(キーガイド)として自動表示されます。

第二の操作層アーキテクチャ
図: 第二の操作層(Space Shift) - Space長押しによりホームポジションにあらゆる操作を集約

4層レイヤー切替とキャレット横インジケーターの連動アニメーション 図:Space 長押しによる SS レイヤー起動・キャレット横インジケーター連動、および L1 / L2 レイヤーとの状態遷移


2. ホームポジションでカーソル移動・ジャンプを実行する手順

右手を矢印キーへ移動させずに、テキストカーソルを自在に動かす手順です。

  1. Space を押しながら右手のホームキーを打鍵します:
    • Space + h: 左矢印(←)
    • Space + j: 下矢印(↓)
    • Space + k: 上矢印(↑)
    • Space + l: 右矢印(→)
  2. 行頭・行末や画面単位で一気にジャンプする場合は、キーを約300ms長押しします:
    • Space + <h> (長押し): {Home}(行頭へジャンプ)
    • Space + <l> (長押し): {End}(行末へジャンプ)
    • Space + <k> (長押し): {PgUp}(1画面上へスクロール)
    • Space + <j> (長押し): {PgDn}(1画面下へスクロール)

3. Enter・文字削除・1行削除を手元で実行する手順

小指を無理に伸ばさずに改行や文字削除を行う手順です。

  1. Space を押しながら ; を押します。小指のホーム位置で Enter が送信されます。
  2. Space を押しながら f を押すと Backspace、g を押すと Delete が送信され、人差し指で直感的に文字を消去します。
  3. 行頭や行末まで一括削除する場合は、キーを長押しします:
    • Space + <f> (長押し): 行頭まで一括削除(+{Home}{Del} 相当)
    • Space + <g> (長押し): 行末まで一括削除(+{End}{Del} 相当)
  4. 現在行全体を一括削除する場合は、Space を押しながら dl(Delete Line)と素早く打鍵します。現在行が瞬時に全消去されます。

4. 最上段キーから数字を入力する手順 (テンキー機能)

右手をテンキーへ移動させずに、上段キーから数字を連続入力する手順です。

  1. Space キーを押したままにします。
  2. キーボード最上段の q w e r t y u i o p を押します。
  3. 画面上に左から順に 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 が出力されます。
  4. (記号)Space + @ を押すとハイフン(-)が出力されます。

5. ワンタッチで修飾キーを合成・ロックする手順

小指を痛める同時押しを廃止し、ワンショットの打鍵で修飾ショートカットを実行する手順です。

長押し記号・シーケンスコンボ・修飾キーロックの実稼働デモ 図:後半(Stage 3)にて Space + d でキャレット横に [Ctrl] をロック点灯させ、指を離して単体の c を押すだけで Ctrl + C を合成送信&自動解除する実稼働デモ

  1. Space を押しながら、以下の修飾ロックキーを1回叩きます:
    • Space + d: CtrlLock(キャレット横に Ctrl アイコン点灯)
    • Space + a: AltLock(キャレット横に Alt アイコン点灯)
    • Space + s: ShiftLock(キャレット横に Shift アイコン点灯)
    • Space + z: WinLock(キャレット横に Win アイコン点灯)
  2. 指を離して目的のキー(例: c)を押します。システムが自動的に修飾キーを合成(例: Ctrl + C)して送信し、ロックは自動解除されます。
  3. (修飾キー単体送信)キーを長押しすると、修飾キー単体の信号が出力されます:
    • Space + <d> ➔ LCtrl 単体送信
    • Space + <a> ➔ LAlt 単体送信
    • Space + <z> ➔ LWin(スタートメニュー表示)
    • Space + <s> ➔ 固定Shiftロック

6. オンスクリーンキーガイドを表示する手順 (HUD)

キーの割り当てを確認しながら操作する手順です。

  1. Space キーを長押し(0.5秒以上)します。
  2. 画面中央下部にオンスクリーンキーガイド(HUD)が滑らかにフェードイン表示されます。
  3. 目的のキーを確認して打鍵します。Space を離すと、キーガイドは瞬時に消去されます。

キーガイドHUD
図: キーガイドHUD - Space長押し中にリアルタイム表示