公式マニュアル

導入と基本操作 (Getting Started)

FJ Flow を初めて使用する際の手順と、基本的な操作方法について説明します。...

FJ Flow を初めて使用する際の手順と、基本的な操作方法について説明します。


動作環境

  • OS: Windows 10 / 11
  • 実行要件:
    • 配布用の実行ファイル(fjFlow.exe または fjFlowFree.exe)を使用する場合は、追加のランタイムは不要です。
    • ソースコード(.ahk)から直接実行する場合は、AutoHotkey v2 ランタイムが必要です。

インストールと起動

  1. リリースページ等から fjFlow.exe(プロ版)または fjFlowFree.exe(フリー版)をダウンロードします。
  2. 任意のフォルダに配置し、実行ファイルをダブルクリックして起動します。
  3. 起動するとタスクトレイに FJ Flow のアイコンが表示され、自動的にキャレット(入力カーソル)監視とウィンドウ強調が開始されます。

基本操作

1. 一時停止と再開(Ctrlキーのダブルタップ)

  • 左右どちらかの Ctrl キーを 2回連続で素早く押す(ダブルタップ) ことで、FJ Flow の動作(監視、インジケーター表示、キー拡張マッピング)を即座に 一時停止 または 再開 できます。
  • マウスを使わずに、タイピングの邪魔になるときや一時的に元のキーボード挙動に戻したいときに便利です。

2. トレイメニューによる操作

タスクトレイの FJ Flow アイコンを右クリック(または左シングルクリック)すると、以下のメニューが表示されます。

  • 設定: 設定画面(GUI)を表示します。
  • 一時停止 (Ctrl x 2): 監視とキーマッピングを一時停止/再開します。
  • 再起動: ツールをリロードし、設定ファイルを再読み込みして初期化します。
  • 終了: FJ Flow を終了します。

3. 設定の保存(プロ版のみ)

プロ版では、設定画面で「設定保存」をクリックすると、以下のJSONファイルに設定が自動保存され、次回起動時に読み込まれます。

  • 基本設定: fjFlow.json
  • キーマッピング設定: KeyExt.json

[!NOTE] 旧バージョンの設定ファイル(.ini 等)が同じフォルダに存在する場合、初回起動時に自動的に読み込まれ、新しいJSONフォーマットへ移行されます。 フリー版は設定ファイルからのロードや保存を行わず、設定画面での変更は一時的なものとなります(次回起動時は再び内蔵のデフォルト値で動作します)。


システムの自動最適化

1. キーボードレイアウトの自動検出

  • 起動時(または再起動時)に、アクティブウィンドウの論理キーボード配列(日本語JIS / 英語US)を自動検出します。
  • 検出された言語に応じて、設定画面の項目やトレイメニューの言語が自動的にローカライズ(日本語/英語)されます。
  • 英語(US)配列環境では、IME関連の設定が非表示になり、代わりに CapsLock オン状態のインジケーター表示や、「CapsLockとCtrlの入れ替え」機能が有効になります。

2. マルチモニターとDPIスケーリング

  • 複数のモニターがある環境でも、キャレット座標や強調枠、ズーム窓が正しいモニターの座標系に正確に追従します。
  • モニターごとにDPIスケーリング(125%、150%など)が異なる環境でも、内部的なスケーリング補正により、表示のズレがありません。